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検査に関するご質問など
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よくあるご質問
環境分析に関するご質問
この項目は現在調整中です。
飲料水分析に関するご質問
検査に関するお問合せ編
- 井戸水が飲んでも大丈夫か検査がしたい。検査項目は何をすれば良いか?
- 11項目検査を行うことで判定できます。(当センターは3営業日で検査結果をお出しできます。)
- 営業許可の検査は何をすればよいですか?
- 11項目検査を行うことで判定できます。
水色異常編
(以下、一般社団法人 全国給水衛生検査協会 配布資料より引用)
- 赤い水が出る。
- 配・給水管内の鉄錆が原因。
- 黒い水が出る。
- 水道水中に溶けている微量のマンガンイオンが残留塩素で酸化され、配水管内に付着した二酸化マンガン等が水の流動変化などで剥離するために起こる。
- 白い水が出る。
- 【A1:数秒後に透明になる場合】
水道水をコップに入れた時、下から徐々に透明になる場合は空気によるもの。
【A2:煮沸により、油膜発生、白濁する。】
亜鉛めっき鋼管から溶出する亜鉛によるもの。水の滞留時間が長い程発生しやすく、開栓直後に多く見られる。亜鉛の溶出しやすい管内では腐食がかなり進んでおり、時間経過と共に赤水の発生も見られる。 - 青い水が出る。(ほのかに緑色、桃色)
- 給湯設備で不凍液を使用している二回路式ボイラー内の配管にピンホールが発生し、エチレングリコールなどの不凍液が温水中に混入し、青色(ほのかに緑色、桃色)に着色する。トラブルとしては、非常に危険なランクであり、直ちに給水を止め、ボイラー部分の点検をし、改善する必要がある。
水周り用品着色編
- アルミニウム製容器の内側が黒く変化する。
- アルミニウム製品の表面に加工したアルマイト被膜が破損・劣化し、素地が露出したため、水道水の微量の鉄・銅と反応し、黒変化した。アルミニウム製品は丁寧に使ったとしても長期間の使用による「アルミニウムの黒変化現象」は避けられない。(人体には無害。)
- 浴室のタイルや、水切りカゴ等が黒くなる。
- 常に湿った状態にある場所では、空気中の細菌やカビ等が繁殖し、黒く着色する。清掃や換気を十分に行うことでカビの発生を抑える。
- 哺乳瓶の乳首が黒くなる。
- 給水管や給湯設備に使用している銅管から微量の銅が溶出し、乳首のゴム成分の硫黄と反応し、硫化銅が形成され黒色に変化する。また、細菌やカビが原因の場合もある。乳児が使用するものなので、黒く変化した場合は新しい乳首と交換した方が良い。
- 魔法瓶の中が黒くなる。
- 給湯設備から直接何回もお湯を注ぎ足すと、使用されている銅管などから微量の銅が溶出し、始めは青く、付着量が多くなるにつれて黒色を呈する。給湯設備から直接お湯を入れないでやかん等で水道水を沸かす。
- 洗面所やタイルなどが青くなる。
- 給湯設備に使用している銅管類、青銅部材(砲金)、黄銅(真ちゅう)から銅が溶出し、石鹸の脂肪酸などと反応して、青色の「銅石鹸」が生成し、洗面所やタイル等に付着するため。銅の溶出が著しい場合は、ステンレス管等への取り換えが必要。
- 布巾が紫色になる。
- 空気中に浮遊する細菌やカビ類が汚れや湿気を帯びた布巾に繁殖して紫色のシミになる。布巾を十分に洗浄し、雑菌が繁殖しないように乾燥させておくこと。
- 浴室、タイル、トイレ、洗面所の衛生陶器がピンク色になる。
- 空気中の浮遊菌の中で霊菌と呼ばれる菌が繁殖するとピンク色の色素を産出することがあり、その菌が汚れや湿気の多い浴室などで繁殖する場合に起こる。清掃、換気を十分に行うこと。
臭い・味の異常編
- カルキ臭(塩素臭)がする。
- 水道水は衛生上、塩素消毒が義務付けられているため、残留する塩素によって塩素臭を感じる。配水地域や個人差によって感じ方に多少の差はあるが、衛生的に給水されていることを意味している。
- 金気臭がする。
- 水道水に鉄、銅、亜鉛等の金属類が多く含まれている場合に発生する。配管中での滞留時間の長い地域では、開栓時に溶出した金属が金気臭を発生させる。この場合には、開栓時の水をしばらく捨水する。その他、水源に地下水を使用している場合には、鉄細菌の存在で金気臭が発生するケースがあるが、この場合には配水管、設備等の塩素消毒と洗浄が必要である。
- シンナー臭、灯油臭がする。
- 塗料や接着剤が溶出し、水道水に着臭する場合や、塗装工事で使用したシンナーや灯油などが土壌に浸み込み、塩化ビニール管やポリエチレン管等の給水管を侵して、水道水に影響を与える。浅井戸の場合は土壌汚染がそのまま水源を汚染するケースもある。
- かび臭がする。
- 滞水域の湖沼や貯水池で、下記に藍藻類や放線菌のある種が異常繁殖を起こし、かび臭障害を起こす。また、大雨による河川増水で河床の底泥が巻き上げられて、水にかび臭や土臭をつけることもある。一般的には活性炭による除臭処理が用いられる。かび臭は腐敗菌や病原菌のような不衛生なものではなく、河川や湖ならどこにでもいる微生物が細胞内で産出した物質であり、安全性に問題は無い。
- 油様臭がする。
- 給水管の新設や布設替えの工事で使用する切削油に起因するもので、工事終了後、給水管に臭いが付着している場合、水道水の着臭の原因となる。臭いが無くなるまで捨水して使用する。捨水により臭いが無くならない場合には現場調査が必要である。
- 腐敗臭、下水臭がする。
- 受水槽への汚水混入やクロスコネクションの可能性が疑われる。その他、河川や湖沼等で発生した大量の藻類が、死後分科分解して水源の原水に腐敗臭を着臭することがある。直ちに飲用を停止し、原因を究明する必要がある。
- 消毒液臭がする。
- フェノール樹脂製のやかん蓋のノブ等と塩素が反応して発生する。その他に、お茶を入れるとき鉄分の多い水を使用すると臭いが発生する。
- 収れん味・苦味・渋みがする。
- 金気臭同様、配・給水管や給湯設備の管材から鉄、亜鉛、銅等が溶出することに起因する。開栓時の水をしばらく捨水するか、管の布設替え及び構成が必要である。
異物編
- 黒い異物が出る。
- 止水栓、給水栓のゴムパッキンやビル給水等の加圧タンクに使用されているゴム製ダイアフラム、給水管と給水装置を接続するゴムパイプの劣化、管接合部のポリエチレン管の切りくず、配水管からのマンガンスケールの剥離等による。開栓直後の一時的な場合は、しばらく捨水し、劣化したゴムパッキン等の交換を行う。マンガンスケールによる場合は配水管の洗浄および更生が必要になる。
- 白い異物が出る。
- 管接合部のシール剤のはみ出し部分の剥離、モルタルライニング管の内面保護用塩化ビニル系、アクリル系樹脂等の保護膜の剥離によるもの。一時的な場合はしばらく捨水し、メーター等のストレーナー部の掃除を行う。将来的には管の布設替え及び更生が必要。
- 灰色の異物が出る。
- 配・給水管工事の際、塩化ビニル管布設時の切り屑及びシールテープ等が剥離した場合に起こる。通常は一時的な現象で、しばらく捨水しながら異物の有無を確認する。
- 緑色の浮遊物が流出する。
- FRP製の高置水槽などは、光を通しやすく、清掃などの保守管理が不備な場合、内壁に藻類が繁殖し、藻被という膜が剥離し、給水栓から流出する場合がある。
- ガラス製容器に光る針状浮遊物がある。
- 「フレークス現象」として知られ、水道水中のマグネシウムとガラス容器のケイ酸が反応し、生成したケイ酸マグネシウムが表面で沈着する。これが繰り返され、水中に剥離したものが浮遊するため。この現象が発生した場合は、食酢を約10倍に薄めて入れ、1時間ほど放置後、柔らかいブラシで洗う。なお、お湯を何回も注ぎ足して使用すると発生しやすくなる。
- 濁り、砂、砂利が混入する。
- 配・給水管等の水道工事の際、不十分な清掃作業により砂や砂利が残る場合がある。また、クロスコネクション、受水槽、高置水槽の、管理不良による場合もある。配・給水管の洗浄および捨水を行う。また、受水槽、高置水槽の管理上の問題がある場合は保守管理の徹底を図る。
- ミミズ、ユスリカ等の微小生物が混入する。
- もともと水道水に混入していたのではなく外部からの侵入が原因と考えられ、受水・高置水槽の管理不備、あるいは水抜き栓、及び不凍給水栓の根元が漏水し、開閉の際に侵入すると考えられる。排水の混入が疑われるケースでは、原因が判明するまで飲用をやめ、迅速な対応が求められる。また、ろ過池洗浄条件などの浄水処理工程などをチェックすることが必要である。
- 水源生物の漏出が認められる。
- ダム湖を水源としている場合は、緑藻類が異常繁殖し、ろ過水に漏出する場合がある。また、地下水を水源とし、塩素注入のみで配水している水道施設では、ヨコエビ等の地下水生物が水道水中に漏出することがある。
その他編
- アルミニウム製容器の内側に白い斑点が発生する。
- アルミ製容器内面のアルマイト処理した被膜の劣化。アルミ素地が露出したため空気や水道水の酸素と結合し、白い水酸化アルミニウムが形成されたことによるもの。空炊や金属たわし等で洗ったりせず、スポンジ等の柔らかいものを使用する。水酸化アルミニウムは水に溶解せず、安全性に問題は無い。
- やかん、加湿器の吹き出し口周辺、蛇口などに白い固形物が着色する。
- 水道水中のカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分等が煮沸することにより析出し、やかん等に白いスケールを形成する。水のミネラル分であり、安全性に問題は無い。
- 氷の中央部に白い固形物が発生する。
- 水は外側から徐々に凍っていくので、水道水中に溶けている空気やミネラル分が中央部に濃縮され、白い浮遊物となって残ることがある。ほこりやゴミなどが入り込むことがあるが、ほとんどは空気やミネラル分であり、安全性に問題はない。
- 浴槽の水が青く見える。
- 海や湖が青く見えるのと同じで、太陽光線の可視光線によるもの。※特にアイボリーやホワイト系の浴槽でこの現象が顕著にみられる。水質的な問題ではない。
- 米のとぎ汁が薄緑色になる。
- 水道水のアルカリ分が異常に高くなると、米のとぎ汁と反応して薄緑色になる。pH8.5~9.0になるとこの現象が起こる。pHが高くなる原因は、新設コンクリート製受水槽や水の停滞しやすい末端のモルタルライニング部等からアルカリ分が溶出する場合である。上記受水槽の十分なあく抜き、または、水道水が停滞しやすい地域では配管内の捨水及び布設替え等が必要である。
- 飲み残しのお茶が紫色になる。
- 水道水中の鉄がお茶の成分タンニンと反応し、紫色のタンニン鉄が生成することによる。配・給水管等の腐食により鉄が溶出するためであり、すでに赤水障害が発生している場合が多い。原因箇所を確認し、布設替えが必要。
- 汲み置きした容器がぬるぬるする。
- 時間と共に残留塩素が揮発し、容器内で雑菌が繁殖したためにヌルヌルする。長時間の汲み置きは避ける。また、容器はよく洗って乾燥させ、保管する。
- 泡立ちがしばらく放置しても消失しない。
- 勢いよく水を出すと、空気が巻き込まれ、泡立つことがある。この場合、しばらく放置すると消える。泡が消えない場合は、食器等に付着した洗剤が原因であると考えられる。
- 残留塩素が検出されない。
- 水道使用量の少ない末端の配水地域では、水が停滞しやすく、残留塩素が検出されにくい場合がある。また、老朽化した配管では残留塩素の低下が著しい。受水槽を設置している学校、ビル等で水道水の使用量が少ないと残留塩素の低下が起こる。
- 魚がへい死する。
- 水道水の残留塩素が大きな原因。また、水槽の水の入れ換えの際の水温差などの環境の変化も原因となる。養殖池等では、土砂等混入による溶存酸素の低下や農薬の混入、人為的な毒物混入等が考えられる。
食品分析に関するご質問
- 検査を依頼したいのですがどのようにしたら良いですか?
- このホームページの依頼書と検体を一緒にお送りいただくか、お持ち込みをお願いしています。
- 賞味期限を設定したいのだけど…
- 保存試験(賞味期限設定)のページをご参照ください。こちらをクリック。
- 英文成績書発行は可能ですか?
- 可能です。社名、検体名、特記事項等の英名情報が必要ですので、専用依頼書にてご依頼ください。
- 栄養表示について
- 解説ページがあります。こちらをご覧ください。(こちらをクリック)
- 栄養表示に必要な項目は何ですか?
- エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量(ナトリウム)です。
- 一袋当たり、一個当たりの結果も貰えますか?
- 結果書とは別の(印鑑のない)別途文書として発行致します。
その他の分析・検査に関するご質問
この項目は現在調整中です。
検査期間に関するご質問
- 各検査項目で、結果が出るまでの日数を知りたい。
- 食品の各検査項目については食品検査項目及び検査日数一覧(こちら)をご覧ください。